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ギュメレイアウトスタジオの猿山修がデザインし、大屋窯の濱
中史朗をはじめとする職人が制作する食器
このふたりの出会いが生みだす「hagi」は、茶陶の背景をもつ
萩焼の新境地を開く。
萩焼とは江戸時代に高麗渡りの名物茶碗にならってつくられた
低温焼成の、枇杷色がすけて見える器。
地元の大道土は朝鮮半島の土と共通する性質があり、現在も萩
焼といえばその土を主成分につくられている。
無名の陶工が庶民の日常雑器としてつくった碗に、美しさを見
い出した茶人の感性。
その美意識のエッセンスを汲みあげて、現在の食器として生ま
れたのが「hagi」。
萩焼らしい枇杷色の陶器とともに白い磁器もあわせてつくられ
る。
やわらかさと凛とした風情をもち、使うほどに趣を増す焼き物
である。
●濱中史朗氏と猿山修氏のプロフィール
濱中史朗は萩焼きの産地にありながらも、個人作家としては
独自の器をつくってきた。その白と黒の硬質な磁器は、とてつ
もなく聖なるものとも悪魔的なものともいえる、国籍も時代も
不明な造形である。しかしゆるぎない技術に裏打ちされた強く
美しい器である。2008年より大屋窯のディレクターを務める。
猿山修は、麻布十番に骨董と新作のプロダクトの店「さる山
」を構え、グラフィックデザインから音づくり、空間プロデュ
ースまで手掛けるマルチデザイナー。これまでに濱中をはじめ
数名の陶芸家、金工家との共同制作をしてきた。良品を見極め
る感覚には定評がある。
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